家づくりの進め方

省エネ


省エネができるエコ住宅

高断熱・高気密、そして最新の設備機器などさまざまな省エネがあります。しかし、私たちは数値的な効果ばかりを求める省エネを目的にしていません。枯渇資源の石油由来の断熱材は製造時に大きなエネルギー消費するだけでなく、廃棄時も土に帰りません。そのため、私たちは自然系の断熱材にこだわっています。関東平野では省エネ基準も担保できるため、省エネも家づくりの一部として考えるべきです。

自然素材を使った省エネのエコ住宅

近年、断熱やゼロエネルギー住宅など「環境にも人にもやさしい住宅」が注目を集めていますが、家づくり工房がつくる住宅建築も同様の概念に基づき、省エネを追求しています。ただ、一つの観点にとらわれ過ぎるとかえって人と住まいとのバランスを崩すとも考えています。川越で、自然素材を使った省エネ健康注文住宅を提供する「家づくり工房 合同会社」では、本当の意味で環境にも人にもやさしいエコ住宅を目指しています。

自然素材を使った省エネ健康注文住宅がつくる、自然と心地良い空間

自然素材を使った省エネ健康注文住宅がつくる
自然と心地良い空間

自然素材を使った省エネ健康注文住宅では、まず住空間の「空気の質」を大切にします。例えば建物全体の建材に自然素材を使用することで、新建材で心配される有害物質や揮発性の有毒物質の発生を防ぐことが出来ます。また、自然素材には室内の湿度や温度を調整する機能があるため、住空間の居心地をよりよく保つ効果も期待できます。
自然な風の通り道や太陽光の出入りなど、人が自然に心地よいと思う住まいの設計や地域に適した断熱・気密の配慮により、室内での温熱に使われる電気器具などの使用は自然と減ると考えられます。結果的にエネルギーコストも削減されるでしょう。

自然素材を使った省エネ健康住宅と経済性

経済性その①

家計にもうれしい医療費の節約

自然素材を使った省エネ健康注文住宅では、有害物質の発生防止や汚染物質の減退によって健康に適した住空間を目指します。住まい手の健康的な暮らしが期待でき、心理面も安定することで病気にかかりづらくなることが予想されます。それは最終的に医療費の節約にもつながるはずです。

経済性その②

建て替え費の節約

また、自然素材を使った省エネ健康注文住宅では、その名の通り自然素材を多く使用することで、コスト面で配慮が必要になります。構造の基本を独自の強固な「軸組+木パネル工法」に置いて、事前の工場製作を多くして合理化。柱や梁の構造を見せる真壁構造や土壁や自然素材をデザインした仕上げにしながらも、工期の短縮化を目指してコストダウンに貢献しています。木パネルの強度も岐阜県立森林文化アカデミーでの耐力壁面内せん断試験で実証されています。ローコスト住宅にはない暮らし方の満足度を高める努力を行うことで、長期的視点で考えるとむしろ経済的だと言えるのです。

経済性その③

地球環境に配慮する

自然素材を使った省エネ健康注文住宅が環境に配慮するのは、住まい手の人々が心地よく生活を送れるようにするためです。少しでも住みよい環境づくりをして子や孫の代まで長く暮らしてもらうためにも、健康にもいい自然素材を用いています。

日本の建築でよく使用される代表社員的な自然素材には漆喰(しっくい)、珪藻土(けいそうど)、ヒノキ、杉があります。漆喰の原料は石灰でお城の城壁などに古くから使われ、珪藻土の原料は植物性プランクトンで、珪藻の化石を塗り壁材に使用します。どちらも通気性や調湿性に優れている点が特徴です。

ヒノキは代表社員的な建築材で寿命が1000年を超えるとも言われており、日本特産の針葉樹である杉は木材資源として幅広く利用されています。これらの自然素材は廃棄物を生み出さず、土に還すことができる建材です。バウビオロギー建築では自然素材を積極的に利用し、将来の廃棄物やゴミを出さない地球環境にも配慮した住まいづくりを行います。